私は新卒で就職してすぐ1ヶ月ほどで辞めてしまいました。入社してほどなくして椎間板ヘルニアになったのこともありましたが、働く理由が分からなかったのです。
当時入社したのは尼崎にある会社で社員数は30名前後の小さな会社でした。週5土日ありのシフト制で働いてたのですが、なんでわざわざ1時間ちょっとかけて通勤して働く必要があるんだろうとずーーーと考えていました。
Contents
なんのためにはたらくの?
働くのは生きるため。お金のため。食べるため。と周りに言われることは多々ありましたが、自分にはしっくりきませんでした。何か自分の奥底にあるものと違うのです。
たしかにお金のためと言われるのは分かります。お金がないと食べることができず、食べることができないと生きることができないってことですよね。では生きること=働くことなんでしょうか。
答えも分からないままその後、アルバイトをしつつ、大学生のころからやりたかったネットワークエンジニア職に就きました。
が、やはりこれも何か違うとすぐに辞めました。
「働く」への違和感
ここで少しジワーっと感じたのは、何のために就職したのだろうか?という思いです。20代向けの転職エージェントサービスを使って未経験ながら就職にこぎつけたのですが、内定をもらった瞬間にココロの中で何か終わった感じがしたのです。
入ってからも仕事はするけど何か本気になれない。むしろ何故会社に所属して仕事しているんだろうと考えてました。これって単なる会社の犬?会社の車輪の一部になっただけ?とか色々頭の中でぐるぐるしてました。
ようやく見つけた言葉
そんなとき本屋で見かけたのが福島正伸さん著書の「キミが働く理由」です。
タイトルが当時の自分にピッタリ当てはまってたのですぐに買って帰って家で読みました。この本にこんなことが書かれています。
就職とは単なる手段です。自分の目的、生きる意味をそこで見出して形にする手段にすぎません。
自分の中では分かっていたのに言葉にできずモヤモヤしていたところにグサッときました。就職することがゴールではないのは自分でも分かっていました。しかし世間体などから無意識に就職するという手段に向かっていました。
さらに書かれていたのはこの言葉です。
何かをなしとげることが成功ではなくて、自分の使命を見つけ出すことが、本当の成功なのではないか
自分のやりたいことや使命といったコアになる部分が定まらないままに就職だけを行っていたために、自分の中の価値観とズレが起きて違和感を感じていたのだと思います。
そこで一度立ち止まって何がしたいのかを考えてみた結果、人の役立つ情報を発信したいという考えでした。
昔から機械類やパソコンには興味があり、よく周りの友達や家族に分かるように説明するのが好きでした。
話すだけで分からなければ、図を書いて説明したり、実際に目の前でページを作って説明してました。準備をしてる間は楽しく、時間が経つのも早かった気がします。それに自分が説明して相手が分かってくれるのがうれしかったのです。
楽しいと思えること続ける
人に説明する、発信する。これが自分にとってやりたいことなんだと考え、今のこのブログに至りました。今このブログを書いている時間が楽しい時間になっています。
いずれはこの楽しく書くことが生きることになることを夢見ています。